木工用ボンドと瞬間接着剤のメカニズムの違い
こんにちは。りほぎょです。
本記事は、「木工用ボンドと瞬間接着剤のメカニズムの違い」について理解できることに加え、木工用ボンドしかない時代に瞬間接着剤を生み出すにあたって、どのように問題を解決して発明を生み出していくかについて、問題解決の考え方について理解できるような記事となっています。これは、僕の以下の記事、仕事術の考え方を実践形式で解説した一例です。
では始めましょう。
僕が化学を勉強し始めた時に、全く逆の発想で生み出された発明で「面白い」と思ったのが「接着剤」です。特に有名なのが、赤の蓋と黄色の入れ物の木工用ボンドではないでしょうか。
木工用ボンドの主成分は、水と馴染みの良い酢酸ビニルという成分なんですね。
簡単に説明すると、木材にボンドを塗った後、ボンド中の水が木材に吸収又は蒸発して固化することで接着させるものです。
すなわち、木工用ボンドは、ボンド中から水を除去して固化しているんです。
木工用ボンドよりも後に開発されたアロンアルファ等の瞬間接着剤も有名ですよね。
みなさんも一度は使ったことがあると思います。
実は、瞬間接着剤は、木工用ボンドと全く逆の発想なんです!!!
ここで、発明者の気持ちになって、木工用ボンドから瞬間接着剤を開発してみましょうか。考えてみると、面白いし、思考力が身に付きます。僕の上記記事で解説した問題解決する際に有用な観察、分析、判断を使用してみます。以下に物語形式に考えてみました。